名古屋市の今治タオル専門店

糸づくり

日本で使用される綿花は各国、各地域から輸入されています。

その綿花を紡績会社で糸にし、各タオル生産工場に供給しています。

通常、タオルを織る糸は「カード糸」と呼ばれる糸ですが、もうひと手間(コーマ工程)掛けた「コーマ糸」を使ったタオルもあります。また、MFTS(Multi Fleece Twist Spinning system)のように粗紡工程を経ずに作られた糸もありあます。

糸はそのまま1本使いする「単糸」と2本の糸を撚りあわせて使う「双糸」があります。ごく少数ですが2本の糸を撚らずに引き揃えて使う商品もあります。

糸には「撚り(ねじり)」が掛けてありますが、撚りがほとんど掛かっていない無撚糸と呼ばれる糸を使うこともあります。無撚糸で織ったタオルはフワフワ感はあり、吸水性も良いのですが、毛羽が多く出る傾向にあります。


晒し(精錬漂白)

糸を晒す精錬は、苛性ソーダやソーダ灰(炭酸ナトリウム)などでつくられたアルカリ性溶液に、合成洗剤に含まれている界面活性剤や石鹸などを加えたものに、糸や生地を浸して一定時間蒸すなどして反応膨張させ、綿繊維が持っている油脂分、蝋質、ペクチン質などを落として、綿が本来持っている吸水性を引き出し、同時に糸に付着している不純物や汚れを取り除く加工です。

糸を晒す漂白は、綿繊維の中に含まれている色素不純物を取り除き、その綿が持っている天然の白さを引き出す(白度を高める)加工です。精錬では取り除けない色素不純物を一般家庭で漂白剤として使用されている酸化剤などを使用して分解除去しています。漂白には、塩素系と過酸化水素系の漂白剤が使用されますが、日本のタオルの漂白では主に過酸化水素系の漂白剤を使用しています。

「晒し」には今治タオルのように、糸の状態で晒す「先晒し」と織り上がった生地の状態で晒す「後晒し」の二つの方法があります。

染め

綿の染色には、反応染料(繊維に化学反応によって結びつけられる染料)が主に使用されます。反応染料はセルロースのOH基に対する反応基を持つ染料で、弱アルカリの条件で反応します。色が鮮明で洗濯時の堅牢度が高いのが特徴です。

高温で色落ちしにくい色に染める場合は、耐塩素性があるスレン染料が使用されますが、染色中に空気に触れると色ブレが生じるため密閉型の染晒機を使用して、途中釜を開けて色を確認し修正ぜず染めきるといった条件下で行われています。

「染め」にも糸の状態で染める「先染め」と織り上げた生地の状態で染める「後染め」の二つの方法があります。


糊付け

タオルを織るためにタテ糸に糊をつけます。これは糸の強力を保持し毛羽を抑えるために必要です。最近では糸の改良により無糊で製織するものもありますが、ほとんどのタオルは糊付けをしてから製織をします。

糊剤には、コーンスターチ・芋・麦類を原材料とした天然糊、パルプを原料としたセルロース誘導体の半合成糊、合成糊のPVA(ポバール)やアクリル系糊剤があります。

たて準備

タテ糸・パイル糸を必要な本数と長さに巻き取る工程を整経と言います。整経には「部分整経」と「ビーム整経」があります。

「部分整経」では小割りの糸を縞に巻くことができますので、先晒し先染めの今治タオルにはなくてはならない工程と言えます。

「ビーム整経」は縞にする必要がなく量がまとまったもの、原糸で織るもの、プリント前のオフホワイトの生地などを大量に織る場合に使用されます。


織り

タオルを織る「織機」には、ヨコ糸を入れる「ヨコ入れ」方式の違いで、レピア織機、グリッパー織機、エアジェット織機などがあります。

また、タテ糸を上下させる開口装置もカム開口、ドビー開口、ジャカード開口があります。今治タオルの特徴である多彩な柄織はジャカード開口装置付きの織機が使われます。

 


生地の加工

1.洗い

先染めされた糸で織り上げた生地を洗い糊抜きを行います。

 

2. 乾燥

生地を織り上がった反物の状態で加工したものは、くしゃくしゃになった反物を広げ、ドラム缶をヨコにしたようなシリンダを通して、連続乾燥機の中に入れ、移動させながら乾燥させていきます。

 

そして、裁断機に掛けヘム部分を裁断し、縫製工場へもって行きます。ジャガード織り・プリント工程を終えたタオルは縫製段階へと移ります。タオルの裁断とミミとヘムといわれる部分の縫製と検品が行われます。


縫製

染色、プリント等加工された生地がタオルサイズにあわせて裁断され、ミミとヘムを丁寧に縫製していきます。その後、刺繍などを行う場合は刺繍工場にて加工します。


仕上げ・検品・出荷

最終の商品に不良品が無いか、パイル抜けなどの確認を行い、きれいに整えてから検針機を通して最終的に検査をして、梱包出荷します。



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